FNM1/17＆ルーリングに関する質問
2014年1月18日 mtg コメント (8)モダンで参加。久しぶりにトリコ。
トリコ同型、ターボランド(マツケソさん)、ヘイトベアー、赤親和を破って4-0！
ラバマン、評決、対抗変転が強かった。
リンリンにクッソ弱いから静電術師もう1枚取りたい以外は今のとこ不満は無いかな。
そしてやる夫さんに聞いたけど納得できなかった質問。
APが《鋼のゴーレム/Steel Golem》をコントロールしているときに、授与クリーチャーを授与コストで唱えることができるか？という質問。
最初自分はできると思っていたけど、やる夫さんにできないと言われたので、正確なルールをチェックしてみた。
そしたらアレ？できないっぽい。
つまり呪文を唱える手順の一番最初の「呪文を唱えることを宣言し、スタックの一番上に乗せる。 」の段階では、授与クリーチャーはエンチャント・クリーチャー呪文として唱え始めることになる。
しかし《鋼のゴーレム/Steel Golem》によってクリーチャー呪文は唱え始めることができないから、スタックに乗せられず、この手順を完了できない。
つまり「唱えられない」が答え。でいいんですかね。
自分が混乱するきっかけになったのはテーロスリリースノートのこの注釈文。
自分はコレを、「オーラ呪文として唱えることを宣言し、オーラ呪文としてスタックに乗せる」という意味だと解釈して、始めからクリーチャー呪文ではないから《鋼のゴーレム/Steel Golem》の制限を受けない、と結論付けました。
でもどうやら上の解釈のほうが論理的に正しいぽいので、間違っているんでしょう。
そうだとしたらこの赤字はどういう意味なんだろう。
結局、「唱えられる」「唱えられない」どちらが正しいんでしょうか？
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3《修復の天使/Restoration Angel》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4《マナ漏出/Mana Leak》
2《差し戻し/Remand》
3《謎めいた命令/Cryptic Command》
2《島/Island》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2《蒸気孔/Steam Vents》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《硫黄の滝/Sulfur Falls》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
Sideboard
4《塩まき/Sowing Salt》
2《石のような静寂/Stony Silence》
2《鋼の妨害/Steel Sabotage》
2《対抗変転/Counterflux》
2《天界の粛清/Celestial Purge》
2《至高の評決/Supreme Verdict》
1《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
トリコ同型、ターボランド(マツケソさん)、ヘイトベアー、赤親和を破って4-0！
ラバマン、評決、対抗変転が強かった。
リンリンにクッソ弱いから静電術師もう1枚取りたい以外は今のとこ不満は無いかな。
そしてやる夫さんに聞いたけど納得できなかった質問。
APが《鋼のゴーレム/Steel Golem》をコントロールしているときに、授与クリーチャーを授与コストで唱えることができるか？という質問。
最初自分はできると思っていたけど、やる夫さんにできないと言われたので、正確なルールをチェックしてみた。
そしたらアレ？できないっぽい。
鋼のゴーレム/Steel Golem
(３)
アーティファクト・クリーチャー — ゴーレム(Golem)
あなたはクリーチャー呪文を唱えられない。
You can’t cast creature spells.
3/4
雨雲のナイアード/Nimbus Naiad
(２)(青)
エンチャント・クリーチャー — ニンフ(Nymph)
授与(４)(青)（このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント（クリーチャー）を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。）
飛行
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。
Bestow {4}{U} （If you cast this card for its bestow cost, it’s an Aura spell with enchant creature. It becomes a creature again if it’s not attached to a creature.）
Flying
Enchanted creature gets +2/+2 and has flying.
2/2
702.102a 授与は２つの常在型能力を表す。702.102aを読む限りでは、授与コストを支払うことを選択するのは代替コストの支払い選択時であり、オーラ呪文となるのはそれ以降。
１つは授与を持つカードがスタック上にある間に作用する常在型能力、もう１つはそれがスタック上に置かれている間と戦場に置かれている間の両方で作用する常在型能力である。
「授与[コスト]」は、「あなたはこのカードを、そのマナ・コストを支払うのではなく、[コスト]を支払って唱えてもよい。」および「あなたがこの呪文の授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラ・エンチャントとなり、エンチャント（クリーチャー）を得る。」を意味する。
これらの効果は、この呪文が解決される時点で不適正な対象を対象としていたか、またはこの呪文がなったパーマネントが外れるかのどちらかが起こるまで残る。
授与コストを支払う場合、ルール601.2bおよびルール601.2e-gの代替コストの支払いに関するルールに従う。
つまり呪文を唱える手順の一番最初の「呪文を唱えることを宣言し、スタックの一番上に乗せる。 」の段階では、授与クリーチャーはエンチャント・クリーチャー呪文として唱え始めることになる。
しかし《鋼のゴーレム/Steel Golem》によってクリーチャー呪文は唱え始めることができないから、スタックに乗せられず、この手順を完了できない。
つまり「唱えられない」が答え。でいいんですかね。
自分が混乱するきっかけになったのはテーロスリリースノートのこの注釈文。
* 呪文がオーラ呪文となるかどうかをあなたが選ぶのは、呪文がスタック上に置かれる時点である。。この赤字はどういう意味なんでしょうか。
瞬速などの、いつ呪文を唱えられるかに影響を与える能力は、どの領域から唱えるかには関係なく、その唱えるクリーチャー・カードに適用される。
たとえば、「あなたは、クリーチャー・カードを、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。」という効果は、授与を持つクリーチャー・カードをインスタント呪文を唱えられるときならいつでもオーラ呪文として唱えることを可能とする。
自分はコレを、「オーラ呪文として唱えることを宣言し、オーラ呪文としてスタックに乗せる」という意味だと解釈して、始めからクリーチャー呪文ではないから《鋼のゴーレム/Steel Golem》の制限を受けない、と結論付けました。
でもどうやら上の解釈のほうが論理的に正しいぽいので、間違っているんでしょう。
そうだとしたらこの赤字はどういう意味なんだろう。
結局、「唱えられる」「唱えられない」どちらが正しいんでしょうか？
コメント
1.呪文を唱えることを宣言してスタックの一番上におく（まだクリーチャー）
2.モードを持つならその選択
3.代替コスト（授与とか）があるならどれを支払うのか決める（ここからオーラ）
4.略
なので、仰ってるように《鋼のゴーレム》によって唱え始めることが出来ないと思います。
リリースノートの件に関しては後ろに瞬速の例が載っていることからするに、《クルフィックスの預言者》等のクリーチャー・カードに瞬速を与える能力を意識したのではないでしょうか。
また「オーラ呪文として唱えることを宣言する」という手順は存在せず「唱え始めた上で授与コストの適用を宣言する」という手順なので、唱え始められるかどうかをチェックする時点ではクリーチャー呪文として扱われると思います。
赤字の部分は具体的にはまず授与持ちのクリーチャーカードが手札にある状態を考えると、そのカードはクリーチャーカードなので瞬速を持ち、瞬速を持っているのでインスタントタイミングで唱え始められ（手札→スタック）、授与コストを支払えばスタック上でオーラ呪文に変わる、という流れになり適用するタイミングが瞬速と授与で異なるため併用できる、という説明をしたいのだと思います。
プレイの宣言→モードの選択→対象の決定→コストの支払い
これさえ理解してたら何となく分かるんじゃないか。
授与でオーラにするのを選択する前にプレイの宣言があるから
クリーチャー呪文はそもそもプレイの宣言が出来ない。
はじめまして。回答ありがとうございます。
まとめるとそういうことになりますので、やはり「唱えられない」みたいですね。
＞＞ひまじんさん
仰るとおり、赤字の部分は瞬速との兼ね合いを説明したかったのでしょうね。
赤字は「呪文がスタックに置かれる時点」でなく「呪文がスタックに置かれた後」と読み替えればスンナリ納得できますね。
ありがとうございます。
＞＞やる夫さん
やる夫さんが正しかったです。ジャンピング土下座！
今回で呪文を唱える手順が大体分かったんで、怪我の功名ってことで（ゝω・）vｷｬﾋﾟ
という流れなので《鋼のゴーレム》みたいに唱えることを禁止されると×。
ちなみに対象を取る時点ではクリーチャーをやめているのでプロテクション（クリーチャー）を持ってるクリーチャーをエンチャントできる辺りの挙動の気持ち悪さとか、授与ってシステムはあまりいいデザインではない気がします。
直感的に理解しにくいので。
あと65536！
>>主水さん
確かに、プロテクション(クリーチャー)に授与できますね。
それは気付かなかった。
よく考えられたデザインだと思いましたが、直観に反することもあるんですねー。